2011年 01月 10日
滋賀旅行記 ... その2 賤が岳古戦場 |
今年の大河ドラマ「江」。
私は、昨晩、初めて見たのですが...
浅井長政とお市の方の夫婦愛に泣けてしまいました。
浅井長政という人は、武将としても強かったし、領民からも慕われる領主でもあり、
そして実際に、お市の方とは「相思相愛」の夫婦だったようで、戦国武将の中では
ピカイチのキャラクターですね。
29歳で亡くなってしまったなんて...もったいない...
実は我家は、昨年は年末だけでなく、6月にも、滋賀...近江路を旅しました。
その時、私が旅の途中で風邪を「引いて具合が悪くなり、こちらに帰ってからも
回復するまで1ヶ月ぐらいかかってしまって、結局、その時は旅行記を更新する
気力も無くて、放置していました...
それで今回、今日から始まった今年の大河ドラマ「江」の放送を記念して、関連
写真を公開しま~す(笑)
江姫の母、お市の方は、兄信長と戦って敗れた夫、浅井長政と死別します。
その後、信長が本能寺の変で亡くなった後、信長の部下の一人で、筆頭家老
だった柴田勝家と再婚します。
やがて、豊臣秀吉と勝家が対立が激化し、有名な「賤が岳の戦い」が起こります。
その戦場となった山も滋賀県にあり、現在は「賤が岳古戦場」という史跡になっています。
私達も昨年6月に行って来ました。
これが、かの「賤が岳の七本槍」の武将の名前です。
なんと、リフトで上るのですって...(もちろん徒歩でも上れます)
たぶん、このリフト、冬の間は止まっていると思います。
でも、けっこうな距離がありました。
私達は当然「リフト」で。
上のリフト乗り場からも、さらにまだ歩きます。
ここで杖を借りましたが、これがけっこう役に立ちました。
この戦いでは、双方とも大勢の戦死者が出たそうです。
今も地元の方々が、その無名の戦士たちを弔っておられるようです。
頂上(?)にあった説明図と、史跡の記念碑。
あと、ちょっとリアルで怖くて、私は写真を撮らなかったのですが、「武将」の彫像も
ここにありました。(ネットで検索すると、その写真を見られます)
ここはすごく眺めが良くて、琵琶湖と...
「羽衣伝説」のある「余呉湖」の両方が見えました。
この日は、少し曇っていたのが残念です。
お天気がよければ、さぞかし良い景色だったと思います。
余呉湖は別名「鏡の湖」と呼ばれるほど、美しい静謐な湖です。
「賤が岳の戦い」では、戦死者の血で、この湖が真っ赤に染まったそうです...
この戦いで、秀吉に敗れた柴田勝家は、領地の越前北の庄に退却します。
やがて、そこも勢いづいた秀吉軍に攻められ、城は落城。
柴田勝家はお市の方とともに自害、柴田家は滅亡します。
茶々、初、江の三姉妹は秀吉の保護を受けることになります。
ドラマでは、まだ先のお話ですが...
余談ですが...「江」第1回目のタイトルは「湖国の姫」でしたね。
滋賀県の「湖北」を走っている路線バスも...↓
「湖国バス」というみたいです。
私は、この「湖国」という呼称が、琵琶湖を中心として栄えてきた滋賀県らしくて
大好きです。世界には、もっと大きな湖がたくさんありますが、歴史や地形、生活の
全て含めて「湖国」と呼べるのは、近江...滋賀県しかないと思っています。
by toco-luglio
| 2011-01-10 23:57
| 旅行