2011年 01月 08日
滋賀旅行記 ... その1 「江」のふるさとへ |
年末に出かけた滋賀旅行。
本当は、もっと早くに更新するつもりでしたが、いろいろアクシデント続きで(笑)
明日から、今年の大河ドラマ「江」が、いよいよ始まるそうなので、その前に
急いで更新します!
初日。
新幹線で米原へ。
そこでレンタカーを借りて、長浜へ向かいました。
今回の旅で、まず訪れたのは、姉川の合戦で有名な「姉川」のほとりにある「国友町」。
ここは、鉄砲伝来後の室町幕府末期から江戸時代末期まで、「鉄砲鍛冶」の村として
栄えたそうです。
1543年に種子島より鉄砲が持ち込まれて以降、紀州の根来寺や堺の鉄砲鍛冶が
有名になっていきますが、内陸の国友村にどのように伝わったのかは、はっきりとして
いないそうです。
「国友鉄砲の里資料館」
種子島銃以来の、火縄銃に関するさまざまな資料が展示されていました。
実物大の復元銃を構えることができるコーナーもありました。
この銃、けっこう重くて、これを戦争の時に使うのは、かなり大変だったのではないかと
思われます。
この「国友銃」、なかなか性能がよく優れた銃だったようで、当時、尾張の若殿であった
織田信長の「御用達」になりました。
信長といえば、銃を大量に使った戦争を始めた人ですが、信長の戦術に必要不可欠
だったのが、性能の良い「国友銃」だったのだそうです。
「国友村」も信長のお陰で、大いに栄えました。
また国友銃の鍛冶師達は、日本全国に、その技を広めるために出かけていきました。
もし、「国友村」が鉄砲を造っていなかったら...信長が、あのように破竹の勢いで、
天下を獲りにいけたでしょうか・
日本を制覇しつつあった信長の戦術の展開を担ったのが、この小さな国友村の
鉄砲だったのかもしれないと思うと、不思議な気持ちになりました。
この後、進路をさらに北に進み、「江姫」の父、浅井長政の本拠地であった「小谷」へ
目指しました。目的地は「小谷城跡」。
車で山を上っていくのですが、あれれ...↓
だんだん雪が深くなっていきました。
眼下に広がる、米どころ「江州平野」。
遠くに見えるのは「琵琶湖」です。
湖面上に見えるの島は「竹生島」。
えぐられたように見えるのは「伊吹山」。
さらに雪深くなって行って、とうとう着いたのが...↓
入口に、なにやら立て看板がいっぱい...
でも、その立て看板をよ~く見ると、怖いことが書いてありました。
雪も深いし、熊も出没しているようなので、小谷城跡の散策は諦めました...残念!
下へ降りると、雪は殆ど無くなります。
小谷の山の麓で、なにやら大河ドラマ「江」に関連する催しが始まるようで、これは
その会場でした。「江」浅井三姉妹博覧会...
年末はまだ、会場を建築中でしたが、今はもうオープンしていると思います。
その2へ続く。
by toco-luglio
| 2011-01-08 23:43
| 旅行