2014年 12月 01日
ご無沙汰しておりますが元気です |
お久しぶりです。
このブログから2ヶ月半ぐらい離れていたことになりますが、毎日立ち寄ってくださる方が
いらしたようで、本当にありがとうございました。
とても嬉しいです。
いろいろと忙しかったのですが、我家は家族一同、元気にしております。
この間、世間では噴火や地震の天変地異が起こり、
そして首相が衆議院を解散させて、今月は選挙があるという…
その昔は政治に大いに感心があり、父の支持政党とは違う政党の候補者の写真を家の塀に
貼ることを許可して、(そんな話は何も聞いていなくて)帰宅した父と喧々囂々の議論を
繰り広げた、けっこう過激でとんがっていた母が、このところ、めっきり老いてしまって
今度の選挙は、投票にも行かないと言う。
「入れる(投票したい)人がいない」「支持したい政党が無い」「結局、誰がやっても同じ」
などと言う。
昔、同じようなことを私たちが言ったら、火を噴くように怒っていたのに…
「棄権したら、〇〇君(甥、母にとっては孫)が戦争に行かなきゃいけなくなる世の中に
なっちゃうかもよ」
と、言ってみたのですけれど、「もう、そんな頃には私はこの世にいないから」とにべもなく。
そんなこと言わずに投票に行くように、あと2週間、説得を続けます。
こういう時に国民の権利を使わなくてどうする!
さて、先月から今月にかけて読んだ雑誌の一部のことを書いてみようと思います。
「つるとはな」創刊号
変わった名前の雑誌名ですが、須賀敦子さんの未発表の手紙がこの誌上で公開されると
いうので購入しました。
お友達に当てて書かれた手紙の須賀さんの字、とても几帳面な字で読みやすくて
意外でした…
この世代の方は、皆様達筆で、流れるような字を書かれる方が多いのに。
まだ販売中なので詳しくは書けませんが、今回の号にはご主人を亡くしてイタリアから
日本へ帰国されて大学の先生の食を得られた頃のお手紙がたくさん掲載されています。
須賀さんの随筆そのままの飾らない、でも暖かいお人柄が手紙の文字の行間から
立ち上ってくるような感じがしました。
次号にもこの特集は続くようで楽しみです。
…で、この「つるとはな」、他の記事も面白かった!
タイトルの上に「人生の先輩に聞く」というコピーが付いていますが、実際に紙面に
登場する方々は本当に「人生の先輩」ばかり。
たとえ方が適切ではないのかもしれませんが「暮らしの手帖」のシルバー、いやプラチナ版と
いう感じでしょうか。
NHKの「にっぽん縦断こころ旅」が好きでよく見ているのですが、この番組を見るまで、私は
火野正平という男性の魅力が全然わからなかったのです。
でも、自転車で全国を旅して回る火野さんを見て、「おもしろい人だなぁ」と、この人が
モテるわけが今頃、わかったという状態でしたが、この「つるとはな」に彼へのインタビュー
記事が出ているのですね。
それがまたすごくいいんだなぁ。
ちなみに「こころ旅」を見だしてから、我家では「とうちゃこ」という言葉が流行っています(笑)
私は、祖母から父へと受け継がれた「若白髪」体質が、しっかり遺伝してしまって、20代から
髪を染める羽目になって、その頃からずうっとへナで染めているので、私と言えば「髪の色」が
特徴になってしまっています。
へナ自体は髪を丈夫にしてくれる効果もあって、美容師さんが褒めてくれるほどの髪質を
維持できているので気に入ってはいるのですが、この雑誌を読んでから、いつかへナを
卒業しようと思いました。
それほど、すてきな人生の先輩が、この雑誌の中に大勢いらしたのです^^
次号には、須賀さんのお手紙以外、どのような「先輩」が登場なさるのか…待ち遠しいです。
このブログから2ヶ月半ぐらい離れていたことになりますが、毎日立ち寄ってくださる方が
いらしたようで、本当にありがとうございました。
とても嬉しいです。
いろいろと忙しかったのですが、我家は家族一同、元気にしております。
この間、世間では噴火や地震の天変地異が起こり、
そして首相が衆議院を解散させて、今月は選挙があるという…
その昔は政治に大いに感心があり、父の支持政党とは違う政党の候補者の写真を家の塀に
貼ることを許可して、(そんな話は何も聞いていなくて)帰宅した父と喧々囂々の議論を
繰り広げた、けっこう過激でとんがっていた母が、このところ、めっきり老いてしまって
今度の選挙は、投票にも行かないと言う。
「入れる(投票したい)人がいない」「支持したい政党が無い」「結局、誰がやっても同じ」
などと言う。
昔、同じようなことを私たちが言ったら、火を噴くように怒っていたのに…
「棄権したら、〇〇君(甥、母にとっては孫)が戦争に行かなきゃいけなくなる世の中に
なっちゃうかもよ」
と、言ってみたのですけれど、「もう、そんな頃には私はこの世にいないから」とにべもなく。
そんなこと言わずに投票に行くように、あと2週間、説得を続けます。
こういう時に国民の権利を使わなくてどうする!
さて、先月から今月にかけて読んだ雑誌の一部のことを書いてみようと思います。
変わった名前の雑誌名ですが、須賀敦子さんの未発表の手紙がこの誌上で公開されると
いうので購入しました。
意外でした…
この世代の方は、皆様達筆で、流れるような字を書かれる方が多いのに。
まだ販売中なので詳しくは書けませんが、今回の号にはご主人を亡くしてイタリアから
日本へ帰国されて大学の先生の食を得られた頃のお手紙がたくさん掲載されています。
須賀さんの随筆そのままの飾らない、でも暖かいお人柄が手紙の文字の行間から
立ち上ってくるような感じがしました。
次号にもこの特集は続くようで楽しみです。
…で、この「つるとはな」、他の記事も面白かった!
タイトルの上に「人生の先輩に聞く」というコピーが付いていますが、実際に紙面に
登場する方々は本当に「人生の先輩」ばかり。
たとえ方が適切ではないのかもしれませんが「暮らしの手帖」のシルバー、いやプラチナ版と
いう感じでしょうか。
NHKの「にっぽん縦断こころ旅」が好きでよく見ているのですが、この番組を見るまで、私は
火野正平という男性の魅力が全然わからなかったのです。
でも、自転車で全国を旅して回る火野さんを見て、「おもしろい人だなぁ」と、この人が
モテるわけが今頃、わかったという状態でしたが、この「つるとはな」に彼へのインタビュー
記事が出ているのですね。
それがまたすごくいいんだなぁ。
ちなみに「こころ旅」を見だしてから、我家では「とうちゃこ」という言葉が流行っています(笑)
私は、祖母から父へと受け継がれた「若白髪」体質が、しっかり遺伝してしまって、20代から
髪を染める羽目になって、その頃からずうっとへナで染めているので、私と言えば「髪の色」が
特徴になってしまっています。
へナ自体は髪を丈夫にしてくれる効果もあって、美容師さんが褒めてくれるほどの髪質を
維持できているので気に入ってはいるのですが、この雑誌を読んでから、いつかへナを
卒業しようと思いました。
それほど、すてきな人生の先輩が、この雑誌の中に大勢いらしたのです^^
次号には、須賀さんのお手紙以外、どのような「先輩」が登場なさるのか…待ち遠しいです。
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by toco-luglio
| 2014-12-01 06:05
| 読書