2010年 01月 04日
鎌倉の冬2010…七福神巡り その1 |
お正月最終日の3日も鎌倉は良いお天気でした。
ふだんはその日の気分で鎌倉の町をぶらぶらしている私達ですが、お正月だし
この際だから何か「お題」を見つけて散歩しようということになりました。
昨年秋に長谷寺に紅葉を見に行った時、夫が買った朱印帳を見せてもらって、
羨ましがっていた娘は自分も「朱印帳」が欲しいと言い出し、年末に鶴岡八幡宮へ
行って買ってきました。
…で、二人が朱印帳を持っていることになったので、このおめでたいお正月中に
お寺や神社をお参りして「朱印」をいただいてこようということになったのです。
鎌倉に数ある寺社仏閣を、ただ回るよりは何か「お題」を設けて…ということで、
とにかくおめでたい「七福神巡り」になりました。
幸い当地には「鎌倉・江ノ島七福神」がおわします。
浄智寺(北鎌倉)…布袋尊
旗上弁財天社(八幡宮内)…弁財天
妙隆寺(小町)…寿老人
本覚寺(小町)…夷神
宝戒寺(小町)…毘沙門天
御霊神社(坂ノ下)…福禄寿
長谷寺(長谷)…大黒天
以上の「鎌倉七福神」に江ノ島神社の弁財天を加えて「鎌倉江ノ島七福神巡り」と
なるわけです。
我家のことですから、移動の基本は「徒歩」なので、北鎌倉や江ノ島も含まれている
「七福神巡り」は1日では回りきれません。
まあ無理せずに何回かに分けて…ということで、1月3日は近場から回り始めました。
まずは白萩の花や梅の花で有名な「宝戒寺」へ。入山料¥100
山門を過ぎたら、すぐにお経が聞こえてきて「さすがお正月!」と感動したのですが、
その正体は…石に仕込まれたスピーカーでした↓
ここに毘沙門天様がおわしました↓
お次は、若宮大路と並行している小町大路を歩いて行きます。
お正月三が日は若宮大路には車が入れないので、路線バスもこの道幅の狭い
小町大路(実際は全く「大路」ではないのです)を通ります。
その小町大路の途中にあるのが
←「妙隆寺」。
ここには「寿老人」がおわしますが、
小町大路はいつもよく通る道なのに、
そうとは全然知りませんでした。
日蓮宗のお寺なので入山無料。
(鎌倉の日蓮宗のお寺は入山料が
無料の場合が多いのです)
小町大路を海の方角にまっすぐ歩いていくと、元旦にお参りした「本覚寺」の
派手~な山門が見えてきます↓
ここには「夷神」がおわしますが「商売繁盛」を謳っているだけあって、境内には露店も
たくさん出ていてダントツに賑わっています。こちらも日蓮宗のお寺で入山料は無し。
本覚寺の「夷堂」→
お正月の間、本覚寺では可愛らしい「福娘」達が「景気」づけてくれます。
さて、ここから長谷まで歩きます。
少し距離があるので、途中で一休み。
由比ガ浜大通の鎌倉文学館入口の交差点の角に、今年の元旦にオープンした
たい焼き屋さん「なみへい」に入ってみました。
まだオープンしたてなので、混んでいて、店内でしばらく待つことに…
(お正月の間はほうじ茶のサービス有り)
そして、これが噂の「たい焼き」↓
皮はぱりっとしていて香ばしく、あんこは尻尾までぎっしり。
「たい焼き」にうるさい夫も大満足。もう一度食べたいと思う「たい焼き」でした。
お味は「黒餡」「抹茶餡」「焼き栗餡」の3種類があります。
お腹がいっぱいになったところで、ここから長谷まであと僅か。
気合を入れて、長谷より少し先の
坂ノ下にある「御霊神社」へ。
参道を江ノ電が横切る神社です。
ここには「福禄寿」がおわします。
女性の神主さんが「朱印」を入れて
くださいました。
そしてその日の最終目的地「長谷寺」へ。
たい焼きで思わぬ時間を取ってしまって、閉山まであと45分と時間が迫ってしまい
ました。入山料(¥300)を払って中へ駆け込み、本堂まで階段を急いで上りました。
このお寺におわす「大黒天」はこのお堂の中に…↑おじさん…写真取ってるのに(涙)
せっかくここに来たのだから…↓
…というわけで、この日は5箇所巡ることができました。
私達と同じように「七福神巡り」をしている方がとても多く、朱印をいただくのに並んで
待つお寺や神社もありました。
「スタンプラリーじゃないんだからね」と言いながらも、夫も娘もすごく嬉しそうでした。
娘なんて早く集めたいらしくて「次はいつ行く?」と、まるでスタンプラリー…
近日中に全部回ろうと話しています。
ここで、「鎌倉江ノ島七福神」の御朱印を特別公開!
by toco-luglio
| 2010-01-04 23:51
| 鎌倉散歩